アウトプットする習慣・コストはなぜ高いのか?

We Suck @ Communication

社内・社外アウトプットコストが高いという問題についてはHRTが云々等諸説語られてきた気がする。最近、社内でこの件について議論が行われており面白くなってきた。社員がどう思ってるとか何やってるとか聞いてみるということをすることが増えてきた。というかこういった議題に関して議論出来るようになってきたことは3年前と比べるとなかなかの進化であり、社員には感謝しかない。

社内でコスト高くなっている理由は以下かなという議論になっている

  • アウトプットの必要性を感じていない
  • アウトプットの価値を評価していない
  • ネガティブなフィードバックが多い
  • アウトプットがチームに関係がないと思っている
  • 何をアウトプットすれば良いか分からない
  • 習慣がない
  • ネタが無い
  • 自信が無い
  • 時間がない
  • 面倒臭い
  • 使い方が分からない

面倒臭いワロタ

アウトプットの釣り針の大きさ

ネガティブなフィードバックが多い

社外アウトプットと社内アウトプットとで性質が違うとは思うが、ブログ書いて炎上とかそれなりに経験していると、社内炎上くらいなんやねんってマウンティングしてしまいがちなところはあったかもしれない。しかも、この場合、相手に具体的にアウトプットの内容を指示しているか?またその理由まで説明して理解してもらえているか?が大きく関わることで、それらを満たしていないとすれ違いを起こしてしまいやすい。特に自分が特別な人間じゃないので、

これくらいのことは相手も出来て当たり前

という考え方があると必ず問題が起こるのでこの考え方は改めたほうがいい。ここで階段を踏み違えてしまうと以下にも大きく影響することが個人的にわかった。

  • アウトプットの必要性を感じていない
  • アウトプットの価値を評価していない

承認欲求

社内でも社外でも承認されたいという欲がある人と、無い人がいる。これは今まで勤めてきた会社でいくらアウトプットしても評価されず、給与査定にも引っかからなかったりしてきたという理由も関係あるかもしれない。それは会社の社風というか文化みたいなところもあるので、いちいちそんなことで人を評価しておいて成果出した人に対して特別に給与を増額するとかいちいちやってられるかい!って会社が多いと思う。多分、まともにやっていたらそりゃ潰れるとこも出てくる可能性はある訳で、例えそういったアウトプットをもとに評価して人事査定しますってことにしていたとしても、

どうせ嘘だろ

って思われてしまう可能性も高い。

給与査定も大事なんだけど、働き方とか処理方法や時短テク(Lifehack?)的な情報共有で周りも幸せになったり、業務効率が上がったりすることはある。むしろ情報共有の価値はそこにフォーカスすべきなのではないか?と最近感じる。そういったことを加味すると課題認識力がモノを言うという感じがする。これも以下に該当すると思われる。

  • アウトプットの必要性を感じていない
  • アウトプットの価値を評価していない

また、Lifehack的な情報共有に関しては以下に該当するのではないかと。

  • アウトプットがチームに関係がないと思っている

何をアウトプットすれば良いか分からない

なんでもアウトプットしてね!!

のワードの持つ無能感よ。

それ以外の原因

  • 習慣がない
  • ネタが無い
  • 自信が無い
  • 時間がない
  • 面倒臭い
  • 使い方が分からない

上記についてはまだ社内で議論の最中だ。時間がないとか面倒臭いに関しては

エンジニアなら自動化しろよ

的な部分ではある。そりゃまともに書いてたりしたらエンジニアでもコスト高いわってなるので…しかし一概にそれだけで判断できないし、人によって優先順位が違うので誰にも迷惑かけていない以上そこにコスト取れないわってなっても全然おかしくない。

自分がどうやってアウトプットしてるかを共有してみんなも教えてってする

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細かく言うと、どんなサイトを購読していて、どこにアウトプットしてるよ的な社外アウトプットのフローを共有してみた。やってみて見えてきたことはいくつかあった。

SNSを最終到達点としていないケースもある

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例えば今月入社のRailsエンジニアくんに至っては週に何日かの夜間にプログラミング教室の講師をやっている。彼の最終到達点?はここだった。これは社内では彼にしかできないアウトプットだった。

まとめ

アウトプットを呼吸のようにしている人間にはわからないことはまだたくさんある訳でして、人の習慣とかに踏み込むことなのでやはりこのことを考えること自体がコスト高いなと思う。でも、続けないとなって感じ。そんじゃまた。

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