「転職回数が多い人は使えない」と思われていることと、日本のシーラカンス企業について

「転職回数が多い人は使えない人」という概念を無くすことが、今の社会では非常に大事 - ゆうじむらた的日記

今の御時世「終身雇用」なんてなくなったのにまだこんなこと言ってる化石のような会社があるんだな。

そう思うかもですけど、日本っていい意味でも悪い意味でも化石みたいなシーラカンス企業が沢山ありますよね。

どうしても「この人は長く続かない」「辛抱がきかない人だ」「キャリアが浅いから能力が低い」などと担当者は考えてしまいます。

これの全てを否定は出来ないと思いますけど、こういう考え方って転職者の意向は無視しているという事なんだなと思ってます。僕なら「こんな仕事もう嫌だ」と思い続けてるくらいならとっとと辞めちゃうというか少なくとも割りと早い段階でそういうオプションを想定します。これを否定されるのは労働者としてのいかなる権利も認められていないみたいで心外に感じるワケです。

また、人事担当者の質の問題というのもあって、どっか別の記事でも読みましたが楽天さんが数千人規模になった今でも人事は三木谷さんが最終的にGoを出しているとかって読みましたし、人事担当が見る第一条件のマッチングの後、2次面接などでの配属先部署(募集部署)の担当者レベルでの確認などがあって、応募者は最初の人事担当に合わせたフォーマリティで履歴書やスキルシートを作成する必要があって、その限られたフィールドと相手の知識レベルに応じなくてはならず、なんとも不毛だなと思うワケです。また、この傾向は企業の規模が大きければ大きいほど表れるのではないかと思います。

※ ちなみに僕は楽天さんにも応募経験がありますが、書類で落ちましたw それでも今なお楽天さんから多数のエージェントさん経由でお話をいただいており、マッチングビジネスにもまだ伸びしろがあるんだなぁと感じております。

むかし、転職活動をしていたときに、とある大手さんの開発部署の方が知り合いにいて「おぅ、なんだよ。だったらウチにこいよ」みたいなノリで人事に繋げてもらったことがあったのですがひと通り書類を渡してから「履歴書はこのフォーマットでお願いします」と書きなおさせたりとか「職務経歴書の日付の書き方はこうしてください」とかどうでもいいところにツッコミが入りまくっていくら経ってもちっともことが進まず、結局「この会社に入ったら毎日こんなことになるのか?」と思うと嫌になってしまい、お断りしたということがありました。

※ 「おう、なんだよ。だったらウチにこいよ」っていうノリの採用が上手くいきにくいからWantedlyみたいなサービスが成立するのかな?と思いました。

Wantedly(ウォンテッドリー)「はたらく」を面白くする

とまぁ、僕個人の「シーラカンス企業大嫌い病」の発症はこのような転職経験を経てきたという経緯もあります。結論として転職回数で人を判断する様な会社には行かなければいいというだけですが、逆にそのようなシーラカンス企業さんに問いたいです。

  1. 日々の業務のやり方を改善することを考えていますか?
  2. 改善を考えている場合、具体的にどの様なことをしていますか?
  3. 会社がそういった意識を持った人間を重要視していますか?

というところにもなります。色んな企業にある「業務推進部」とか「業務改革部」とかありますが、個人的に色んな大手企業さんとお仕事させていただいてきた経験から申しあげられるのは、それ系の部署がある会社というのはほぼ間違いなく古臭いシーラカンス企業です。つまり「誰も業務推進しようと考えないからお上の命令で部署化した」ということだと思ってます。また、かと言ってそういった部署にはそういった意識を持った人たちが配属されているという印象でもないということも付け加えておきます。

自発的なサラリーマン

いかにも相反する言葉です。昨日こんなことを書かせてもらいましたが。

破壊力のあるバカが大手企業にいる理由について - ときさんブログ

自発的な人間は自分が所属する会社にいかに利益をもたらすことができるか?を考えます。結果的に会社に利益が産まれれば、それは評価されますしね。でも、組織にいると(時に大きな組織)そういったことを独断で処理できないケースがあります。当たり前ですが「調整力」や「政治力」があるか無いかの問題になります。僕個人としてはこういった人間を意識しているのですが(政治力はからっきしセンスが無いのでアレ)、シーラカンス企業ではこういった人間を「波風の立つ人間」として嫌う傾向にあるのかな?と思うくらいにバカばっかりです。「お上から命令されたことしかしない」ならまだいいですがそれすらもまともにできていない人が多い様な気がしています。また、そういったバカばっかりでも取り巻き企業の皆さんに守られていて、完全に聖域化しているところも少なくありません。聖域化されているケースではそういった部署、もしくは会社ごと取り巻き企業に根を張られていてズブズブになっているケースが多い気もします。

ということで、みんなそんなシーラカンス企業は無視しようよというお話でした。

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